車の乗換えを考え始めてから比較的スムーズにAirtrekに決まりました。と、いうのもちょっとしたこだわりが選択肢をうまく絞ってくれたからです。
理由1:冬場に雪が降る街で移動するのに問題がないこと。
でも、四輪駆動車は他にもあります。
理由2:背の高いの車はいやだ。
前の車がPajero Miniでした。背が高かったので運転もしやすかったのですが、横風には弱かったのです。無論3ナンバークラスの四駆は問題ないでしょうが、いかんせん価格に問題がありました。高すぎです。おいおい出てくる税金や車検などで家計が圧迫されてしまいます。
理由3:セダン・ワゴンだと低すぎる。
これは逆にPajero Miniで目線が高い状態で運転するのに慣れてしまったせいで、普通乗用車クラスの目線の高さが低く感じすぎるのと、乗り込む時にかがむようにして入るのが窮屈に感じるからです。
理由4:3列シートは必要ない。
これでミニバン系の車は選択肢から消えました。新しいオデッセイは背も低く立体駐車場も入るので良いのかなと思いましたが、2列目・3列目は天井の圧迫感が強く感じられるのと値段が高いという理由で外しました。
この4つのこだわりが必然的に候補を絞りました。悲しいかな三菱Airtrek、スバルForester、トヨタKlugerの3車しか当てはまりませんでした。そこで次に考えたのが予算。Klugerは高すぎでした。中古でもとても手が出ません。そこで残ったのがAirtrekとForester。いい勝負になるかな?とも思ったのですが、実際に車に乗って、触れてみるとマブ・マイのチョイスはすぐに決まりました。ワゴン型のSUVは荷室が広いほうが良いとされているのか、Foresterは荷室は広々としていました。が、後部座席が影響を受けていて、足元は狭くて、背もたれもリクライニングがききません。普段マブは運転席にいるのであまり後部座席に座ることはないのですが、友達や家族とドライブに行くことを考えると、窮屈な後部座席を持つForesterは選択肢から消えていきました。
もちろん、走りやスタイルの評判はForesterの方が良いのは知っていました。しかし、それを差し置いてAirtrekにした理由もありました。それは普通のAirtrekではなかったからです。今回購入したのはAirtrek Active Gear 24V。基本はGDI 2,400ccのエンジンを積んだ4輪駆動車ですが、この車、第35回東京モーターショーに参考出品されたものをベースにした特別仕様車なのです。エクステリアに大型フロントエアダム、サイドアンダーガーニッシュ、 リアコーナーエクステンションが装備されてて、ルックス的にも重厚感が出ています。
色はサテライトシルバー、アメジストブラック、パルマーレッドの3種類。購入したAirtrekはパルマーレッド。何が一番気に入ったかというのはその内装。MOMO社のトータルコーディネートで、イタリアンレッドを基調色とし、MOMO製革巻ステアリングホイール、 MOMO製ファブリックシート生地をはじめレッドカラーの本革巻シフトノブ、インパネデコレーションパネル、フロアカーペットを採用してるんです!そう赤・赤・赤・赤!車の外装も赤!きちがいかと思われるかもしれませんが、今回の車は赤づくし!
ここでお断りしますが、今回購入したAirtrekは新車ではありません。ディーラーに試乗車として登録してあったものが、オークションに流れて中古車販売会社で売られていたのです。なので、四駆、Active Gear仕様、さらにはマルチディスプレイシステム(上の写真でエアコン吹き出し口に挟まれてる液晶画面。下の液晶はカーナビ)まで元々付いてきたのです!それも破格で!!メーカー希望小売価格は240万円。マルチディスプレイシステムやついてきたメーカー・ディーラーオプションは20万円近いものです。ところが購入したAirtrek Active Gearは売値が150万円。税金や消費税などで実質の差額は100万円くらいあると思います。
それに、走行距離はたった2,400kmだけでした。「人気がないのは分かるけど、こんなに安いと事故車じゃないかな?」とも思いましたが色々確認しても問題なさそう。まだメーカー保証もついてくるとあって、実車を見に行ったその日にテスト走行をして、手付金を払ってきてしまいました。
ちなみに、納車の日にビックリしたのが、特別仕様として付いてくるActive Gear刻印入りレッドレザーキーホルダーもが新品のまま車に付いて来た事です。車内にはまだ新車のにおいがあり、気分は新車オーナーのようでした。そうそう、このページのトップにある三角形をしたAirtrekロゴはそのキーホルダーの写真です。